Q. 現在の仕事内容とやりがい
正解のない試作だからこそ味わえる、
自分で考え、工夫する喜び。
現在は工程設計グループに所属し、加工工程の設計や治具・特殊刃具の検討、加工プログラムの作成などを担当しています。「どうすれば高精度・高品質なものを作れるのか」を考える部署なので、常に頭を使いながら仕事を進める面白さがあります。
試作品づくりには決まった正解がありません。だからこそ、自分なりに考え、悩み、工夫して選んだ加工方法や治具・刃具がピタッとハマり、図面通りの高品質な製品を生み出せたときのやりがいはひとしおです。
Q. 入社当初の苦労や不安と、その乗り越え方
未経験ゆえの壁も、
周囲のサポートと人一倍の努力で克服。
工業系の学校出身ではなかったので、図面の読み方や幾何公差など、最初は知らないことばかりで覚えるのに苦労しました。図面が読めないと仕事が何も進まないため、「早く覚えなければ」と焦る気持ちもありましたが、それでも覚えるまでには人より時間がかかった方だと思います。
乗り越えられたのは、上司や周りの先輩方のサポートがあり、学びやすい環境だったことが大きいです。ただ、最後は自分が努力するしかないと思い、必死に勉強しました。
Q. 成長を実感する瞬間
上司への相談が減り、
自分なりのやり方に自信を持てるように。
日々の業務の中で、自分で解決できることが増え、年々上司に相談する回数も減ってきました。
「この図面の要求精度を満たすためには、こういう治具にして、この工具でこう削ろう」と、自分なりの加工計画を立てられるようになり、そのやり方に自信を持てる場面も増えました。もちろんまだ完璧ではありませんが、技術者として着実に成長できていると実感しています。
Q. エムエスケーの魅力・強み
「できない」とは言わず、
新しい技術を探究する前向きな姿勢。
社員の皆さんが常に新しい知識を吸収し、挑戦しようとする「前向きな姿勢」があるところです。
エムエスケーでは、難しい案件のご相談をいただいたとき、決してすぐに「できない」とは言いません。どうすれば応えられるかを考え、自分の知らない技術が学べるセミナーに参加したり、情報収集のために展示会へ足を運んだり、現場でさまざまな加工方法を試してみたりと、常に新しいことに挑戦する風土があります。
Q. 印象に残っているエピソード
「本当に加工できるのか?」
手探りで挑んだコンセプトカーの部品。
印象に残っているのは、展示会で披露されるコンセプトカーの部品を担当したときのことです。大型の総切削品で、お客様の設計者の方でさえ、「この形状で本当に加工できるのか」と手探りの状態からのスタートでした。
何度も打ち合わせを重ねて仕様が確定した後も、「本当に自分にできるのだろうか」と不安でいっぱいでした。それでも、上司や現場のメンバーにサポートしていただき、無事に納入できたときは大きな達成感がありました。
正直、当時の自分には少し早い挑戦だったかもしれませんが、あの経験は技術者として大きく成長するきっかけになったと感じています。
Q. 先輩から教わり、今も大切にしていること
答えを聞く前に、
一度自分で試してみることの大切さ。
先輩から教わって今も大切にしているのは、「まずは自分で考え、試してみる」という姿勢です。分からないときにすぐ答えを聞くのは近道ですし、効率だけを考えれば正しいかもしれません。でも、ある程度知識がついてくると、試さずに正解だけを知ってしまったとき、「自分のやり方でも本当はできたんじゃないか?」というモヤモヤが残ってしまいます。
そんな気持ちを抱えたまま仕事をするよりは、たまにはあえて遠回りをしてでも、自分のやりたかった方法を試して納得することが大切だと思っています。もしかすると、自分が考えた方法が失敗ではなく「新しい正解」になるかもしれません。そういった可能性を潰さないためにも、まずは自分で考え、試してみる姿勢をこれからも大切にしていきたいです。